STRATA CXでレイディオシティーを使った「影」のレンダリングイメージテストです。
(Test image)
設定変更を試したのは、以下のダイヤログの赤で囲ったパラメーターの部分です。
レンダリング時間は絵が小さく単純なので、最大でかかっても20秒でした。またいずれも、グローバルライトやオブジェクトライト類は一切使わず、ライトドームのみで、上から下へ白からの黒のグラデーション(image-1)を設定したモノを光源として使ってます。
(image-1)
まず"Test image"の上段ライティングのパラメータに変更を加えた場合、オブジェクトの影というより、ライトを幾つも使い回りに影響する影を大きくぼかし感じです。なので、パラメーターの数値が低いとスポットライトを幾つも当てた様な影出てしまいます。また逆にライトを使ったぼかしの為、イメージ自体を明るく仕上がることも分かりました。ですが、オブジェクトからの影を出す場合にはグローバルライト等の設置が必要です。(*このときシャドウ設定は「0」になってます。)
次に"Test image"の下段のシャドウのパラメータに変更を加えた場合、オブジェクト自身に影が付くようにぼかした影が生成される様です。そしてコチラのパラメータに変更を加えても、さほど効果が変らない様です。また影がかなり強く出るので、補正のライトなどが必要な様です。(*このときライティングパラメータは「1」に設定してます。)
レンダリング結果が同じだと思ってましが、ここまで違うとは思いませんでした。
仕上がりに関しては好みの問題もありますが、明るいイメージでオブジェクトから落ちる影をあまり出したく無い時はライティングパラメーターに手を加える方法を使い、重みのあるオブジェクト自身の影を強調したい場合にはシャドウパラメーターを使うという考えを持っても良さそうでした。
今回のテストで、この2つのパラメーターの組み合わせは行ってませんが、この組み合わせをする事でオブジェクトライトなどのライティング設定を行わなくてもレンダリング出来るのかもしれません。
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